京都駅から一番簡単な方法は、バスです。
ただし、京都は近年人が多く、大渋滞が日常茶飯事。
そこで、バスでの行き方、地下鉄と嵐電を使った行き方の両方を紹介します。
京都駅の構内図・わかりやすいマップを作成!
京都駅の北側は「烏丸口(からすまぐち)」、南側は「八条口(はちじょうぐち)」と呼ばれています。
京都駅の南北をつなぐ自由通路は2つあります。
地上2階部分を南北につなぐ通路は「南北自由通路」、地下を南北につなぐ通路は「地下自由通路」と呼ばれています。
「烏丸口」と「八条口」を行き来する際は、いずかれの自由通路を使います。
「京都駅のりかえマップ」では、地下・地上階を一枚の平面図にまとめ、スマホで見やすい縦長サイズにしています。
線に沿って通路を進めば、他の路線への乗り換えもスムーズに!
マップだけで分かりにくい場合、「他の路線への乗り換え方法は?」「主要施設へのアクセスは?」の項目を参照してください。画像付きで道順を解説しています。
京都駅から嵐山へ:バスでのアクセス
京都駅からバスで嵐山へ行く方法は、以下のとおりです。
最初に、JR京都駅「中央口」改札前にある「バスのりば」へ向かいます。
「バスのりば」は、「中央口」改札を真っすぐ進み、駅構外へ出たところ正面にあります。
バスターミナルへ着いた後、「C6のりば」へ向かいます。
京都駅前のバスターミナル「C6のりば」から、京都バス73号系統もしくは28番系統に乗ると、約50分で嵐山に着きます。
京都駅から嵐山へ:地下鉄と嵐電でのアクセス
京都駅から地下鉄と嵐電で嵐山へ行く方法は、以下のとおりです。
烏丸線京都駅から地下鉄に乗り、烏丸御池駅で東西線に乗り換えます。
地下鉄東西線「太秦天神川駅」で下車します。
地下鉄太秦天神川駅の改札は1ヶ所のみです。
改札を出た後、「嵐電天神川駅」と書かれた表示に従い、正面の階段を上ります。
地上へ出ると、右斜め前方向に嵐電天神川駅があります。
「嵐山方面のりば」と書かれているホームから電車に乗り、終点の「嵐山駅」で下車します。
嵐山のみどころは?
嵐山には非常に多くの観光スポットがあります。
主だったスポットへの道順と、みどころを紹介します。
天龍寺
「天龍寺」は嵐電嵐山駅のすぐ近くにあります。
嵐電嵐山駅の改札を出た後、右へ進みます。
約100メートル進むと、左側に「天竜寺」の「総門」があります。
「総門」をくぐって、そのまま真っすぐ進むと、正面に「中門」があります。
「中門」をくぐり、そのまま真っすぐ進むと、正面に「庫裏」(くり:台所兼寺務所)があります。
「庫裏」の手前左側には、「庭園」の入口があります。
「本堂」+「庭園」の場合は、大人(高校生以上)800円、小中学生600円。
「庭園」のみの場合は、大人500円、小中学生300円。
上記以外に、「法堂」を参拝する場合は500円(小学生以上)が必要になります。
「庫裏」へ入ったところでは、「達磨大師」がお迎えしてくれます。
「大方丈」(住職の居室)からは、「曹源池」の美しい景色を眺めることができます。
また、長い廊下を通り、「多宝殿」へ向かうこともできます。
「庭園」参拝については、「大方丈」の建物に沿って進みます。
「曹源池庭園(そうげんちていえん)」は、室町時代の面影をよく残していると言われる「池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)」。
「曹源池庭園」を抜けたところには、「愛の泉」があります。
龍の大画を依頼された鈴木松年は修行僧60余名で摺った墨をもって、一気に雲竜図を描きあげました。
この硯石を拝すると書画が上達するそうです。
「北門」付近の孟宗竹は、実に見事でした。
この付近は人も少ないので、竹の美しさをゆっくり鑑賞できます。
野宮神社
「野宮神社」は、「竹林の小径」へ向かう途中にある神社です。
嵐電嵐山駅からの道順は、以下のとおりです。
嵐電嵐山駅の改札を出た後、右へ進みます。
天龍寺前を越え、そのまま真っすぐ進みます。
「野宮神社」と書かれた表示に従い、左へ曲がります。
道なりに進むと、左斜め前に「野宮神社」の「黒木鳥居(くろきとりい)」があります。
「黒木鳥居」とは樹皮のついたままの鳥居のことで、鳥居の形式としては極めて原始的で日本最古のものです。
「野宮神社」には、学問の神、えんむすびの神、子授・安産の神、財運・芸能の神が祀られています。
こちらは本殿。
御祭神は、学問の神である「野宮大神(天照皇大神:あまてらすすめのおおかみ)」。
「白福稲荷」は、子宝・安産の神。
「大山弁財天」「白峰弁財天は」は、財運のご利益、芸能上達のご利益をもたらしてくれる神。
「野宮大黒天」は、縁結びの神です。
また、こちらの「神石(亀石)」に祈りを込めてなでると、1年以内に願い事が成就するそうです。
竹林の小径
嵐電嵐山駅から「竹林の小径」への道順は、以下のとおりです。
嵐電嵐山駅の改札を出た後、右へ進みます。
天龍寺前を越え、そのまま真っすぐ進みます。
「竹林の小径」と書かれた表示に従い、左へ曲がります。
道なりに進み、「野宮神社」の角を左へ曲がると「竹林の小径」へ入ります。
「竹林の小径」は非常に人気のあるスポットのため、朝早くに出かけないと、人で溢れかえります。
人力車には人力車専用の道が設けられているため、昼間でも竹林を背景にした、きれいな写真を撮ることができます。
キモノフォレスト
嵐電嵐山駅のすぐ横には、京友禅の「キモノフォレスト」なる小径があります。
「キモノフォレスト」はプラットホームに隣接していますが、改札の外にあるため、誰でも自由に入ることができます。料金は無料です。
「キモノフォレスト」の曲がりくねった小径を進むと、奥には「龍の玉」があります。
渡月橋
「渡月橋(とげつきょう)」は、嵐山のシンボルとも言えるスポットです。
嵐電嵐山駅から「渡月橋」へ向かう際は、改札を出て左へ進むと、正面にあります。
こちらは桂川の川辺から撮った画像。
紅葉シーズンは、特に美しい光景が広がります。
嵐山モンキーパークいわたやま
住所:京都市西京区嵐山元録山町8
TEL:075-872-0950
営業時間:9時~16時半
不定休
料金:大人(16歳以上)600円、子ども(4歳〜15歳)300円
嵐山モンキーパークいわたやま公式HP
*
マップ
「嵐山モンキーパークいわたやま」は、「渡月橋」の近くにあります。
嵐電嵐山駅から「嵐山モンキーパークいわたやま」へ向かう際は、改札を出てから左へ進みます。
正面の「渡月橋」を渡った後、突き当りを右へ曲がると、すぐ左側に「嵐山モンキーパークいわたやま」の入口があります。
料金は、大人(16歳以上)600円、子ども(4歳〜15歳)300円。
受付を通ってすぐの長い階段で、ヘトヘトになりますが、先は長いです。
長い階段以降は、比較的、緩やかな坂道。
頂上へ着くと急に視界が開け、美しい眺望が広がります。
頂上まで来ると、約10メートルくらいの至近距離からサルを観察することができます。
えさやり体験は、山小屋の中から行います。
えさは、山小屋の中で購入(税込100円)します。
細かい目の金網でサルの表情は見にくいですが、エサやり体験は楽しいものです。
エサの取り合いでけんかになることも、よくあります。