京都駅には、数多くの土産店があり、それぞれの店によって品揃えも異なります。
そこで、京都を代表する京都土産が、どのお土産屋さんで売っているかをまとめ、土産品の買い物モデルコースを作りました。
京都で人気のお土産、賞味期限と値段は?
以下、個人的におすすめの京土産をリストアップしました。
阿闍梨餅
モチッとした食感がクセになると、全国的な人気になっている京銘菓が京菓子司 満月(京都市左京区)の「阿闍梨餅(あじゃりもち)」。
友人や家族から、「京都へ行くなら買ってきて」とリクエストされることが多い品でもあります。
阿闍梨餅の賞味期限は、常温で5日間。
値段は、2023年9月現在、5個入で税込712円など。
非常に人気の品でありながら、なぜか、キヨスクのような土産店ではほとんど販売されていません。
茶の菓
個人的にイチオシしたい京銘菓が「茶の菓(ちゃのか)」。
1982年に京都北山(京都市北区)で開業した洋菓子店「マールブランシュ」がプロデュースしたランドグシャです。
濃厚な抹茶味と、程良い甘みのホワイトチョコがベストマッチ!
他社製品のランドグシャも京都では土産品として数多く売られていますが、地元で愛されてきた銘店のランドグシャは格別の味。しっとり感と上品な味わいが群を抜いています。
賞味期限は製造日より常温で24日。値段は、2023年9月現在、5枚入税込751円など。
「茶の菓」は通常の土産店では販売されておらず、直営店で買い求める必要があります。
京都ブラックサンダー
「京都ブラックサンダー」は、有楽製菓株式会社(本社:東京都小平市)が製造している、抹茶コーティングのブラックサンダー。
大人気商品の京都バージョンということで、万人受けする美味しさに仕上がっています。
リーズナブルな価格ながら、ボリュームもあります。
賞味期限は、6ヶ月。2023年9月現在、1箱(12袋・個包装)税込718円など。
「京都ブラックサンダー」は、ほとんどの土産店、小さな売店などでも販売されています。
京茶ラスク 抹茶
1860年創業の祇園辻利(京都市東山区)がプロデュースした抹茶味のラスクです。
辻利は「茶寮都路里」も展開しており、甘味処として地元でも大人気。
幅広いスイーツも手掛けてきた辻利ならではの、しっとり感に仕上がっています。
賞味期限は、約3週間。価格は、2023年9月現在、1箱(5枚入・個包装)税込626円などです。
辻利の「京茶ラスク 抹茶」も、ほとんどの土産店で販売されています。
京ばうむ
古くから愛されてきた京銘菓「おたべ」などを製造してきた株式会社美十(京都市南区)が手掛ける新ブランドが「京ばあむ」。
雑誌などでも広く紹介されている、京都土産の定番商品です。
宇治抹茶と京都産豆乳を使った、美しい彩りのバームクーヘン。大切な人や家族へのお土産にもぴったりです。
「京ばあむ」の賞味期限は、8日間。値段は、2023年9月現在、1箱税込1,296円です。
「京ばあむ」も、ほとんどの土産店で販売されています。
生クリームを添えると、口どけが柔らかくなり、さらに美味しくなります。
ちいさなだいやす
ちいさなだいやす
京都は漬物激戦区。
化学調味料を一切使わず、健康志向の人に人気なのが、京つけもの大安(京都市左京区)。
全体的に薄味で仕上がっているため、素材の味もしっかり味わえます。
土産品としては、食べきりサイズの「ちいさなだいやす」がおすすめ。
賞味期限は、常温で3ヶ月。値段は、2023年9月現在、3個入で税込648円。
京都駅「西口改札」近くの「京名菓・京菜処 亰」などで販売されています。
1. 新幹線利用者は、改札内の「京のみやげ」へ!
最初から裏技的な紹介になりますが、新幹線利用者は、改札内の「京のみやげ」がおすすめです。
新幹線改札内の土産店の一覧については、別記事でまとめています。
土産店「京のみやげ」は、新幹線「中央口」改札付近にあります。
ここには、通常の土産店ではあまり見かけない「阿闍梨餅」の他、店頭に「茶の菓」の売店まであります。
この2つの品を、いとも簡単に購入できるメリットは大きいです。
また、すぐ近くに「ギフトキヨスク」や「グランドキヨスク」があるため、京都の主要なお土産は、新幹線改札内でほぼすべて入手できます。
新幹線利用者以外でも、入場券140円を支払えば、改札内に2時間まで滞在OK。
冷房の効いた待合室で休憩もできるため、140円を支払う価値はあると思います。
2. 改札外で、お土産売り場を回る
京都駅のお土産売り場マップについては、別記事でまとめています。
お土産屋さんの位置を伝えるため、その記事内で使ったマップを再掲します。
主要なお土産を購入できるおすすめルートは、以下の順です。
②おみやげ街道亰店(7時半~22時)
③京名菓・京菜処 亰(8時半~21時)
⑧マールブランシュ八条口店(9時~20時)
⑥ギフトキヨスク京都(時間:8時~21時)
順に紹介します。
お土産の買い巡りモデルコース
「おみやげ街道亰店」は、JR京都駅「西口」改札の斜め前にあるお土産屋さんです。
改札外の土産店としては、最も多くの人出で賑わっています。
「阿闍梨餅」や「茶の菓」は販売されていませんが、店舗面積が広く、商品のバリエーションも豊富です。
「京都ブラックサンダー」や辻利の「京茶ラスク 抹茶」など、賞味期限が長い商品中心のため、大勢に配るお土産は、ここでまとめて買うと便利です。
「白い恋人」で有名な「ロイズ」の京都バージョン(ロイズ京都)など、レアな商品も販売されています。
「おみやげ街道」に隣接したエリア「京名菓・京菜処 亰」には、「西利」や「川勝總本家」、「京つけもの もり」など漬物の銘店が並んでいます。先に紹介した「ちいさなだいやす」を販売している「大安」も、ここに出店しています。
漬物のまとめ買いにも便利なエリアです。
「マールブランシュ八条口店」は、京都駅周辺のマールブランシュの店舗では一番広く、カフェも併設しています。
京都駅から「マールブランシュ八条口店」への行き方の詳細については、別記事でまとめています。
「マールブランシュ」店内は通路が広々としており、スムーズに買い物ができます。
「茶の菓」の他、様々な洋菓子が販売されています。
「ギフトキヨスク京都」は、京都駅八条口側「アスティロード」に面した土産店です。
改札の外の土産店では、ここで「阿闍梨餅」を買うと便利です。
店頭に「阿闍梨餅」の大きな看板が出ています。
店内には、京都土産の定番商品も数多く並んでいます。
京都駅お土産売り場駅ガイド:さらに詳しい情報を見る!
京都のお土産に関する詳細情報については「京都駅お土産売り場ガイド」にまとめています。
お土産売り場マップや駅弁売り場マップ、駅弁売り場マップや営業時間など、情報は盛りだくさん。
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京都駅お土産売り場の総合案内